親の性格は子どもに遺伝する?気質は遺伝☆性格は環境から!性格の不思議!

自分が親の性格にソックリ、子どもが自分の性格に似ている、と感じたことはありませんか?性格とは遺伝するものなのでしょうか?それとも、環境から造られるものなのでしょうか?
今回は、そんな親と子の性格の不思議に迫りたいと思います!

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気質は遺伝、性格は環境

  • 気質は遺伝、性格は環境
「気質と性格の7因子モデル」を唱えたアメリカの精神医学者ロバート・クロニンジャーは、「新規性探求」「損害回避」「報酬依存」「固執」の4因子(気質)は遺伝の影響が大きく、「自己志向」「協調」「自己超越」の3因子(性格)は、環境の影響が大きいとしています。
  • 精神医学者のクロニンジャーによれば、「パーソナリティ」には7つの因子があり、そのうち「新規性探求」「損害回避」「報酬依存」「固執」の4因子(気質)は遺伝の影響が大きく、「自己志向」「協調」「自己超越」の3因子(性格)には、環境の影響が大きいのです。
  • 出典:https://cotree.jp/columns/426

気質とされる4因子の内容

○新規性探求…ドーパミンが関係する
高い:好奇心旺盛・衝動性・積極性・変化を好む
低い:規則正しい・禁欲性・消極性・頑固・変化を好まない

○損害回避…セロトニンが関係する
高い:悲観的・心配性・内気・リスクを好まない
低い:楽観的・外向的・リスクを好む

○報酬依存…ノルアドレナリンが関係する
高い:共鳴、共感型・情緒的・感傷的・人や物に依存する
低い:孤立型・冷静・単独的

○固執…報酬依存から独立した因子
高い:完璧主義・こだわりがある・粘り強い
低い:適当・飽き性・こだわりがない

性格とされる3因子の内容

○自己志向…個人のレベルで成長する
自分に自信を持つ・目的を持つ・場によって臨機応変・自己内観・自己啓発

○協調…集団のレベルで成長する
他人と共感し合う・他人と協力し合う・同情心・忍耐力・寛容的

○自己超越…自己超越のレベルで成長する・スピリチュアル
直観的・精神性の探究・人生の受け入れ・森羅万象の理解

親からの遺伝の影響を受けているのは、持って生まれた「気質」

  • 親からの遺伝の影響を受けているのは、持って生まれた「気質」
親からの遺伝の影響を受けているのは、持って生まれた「気質」であり、その人の個性とも呼べる部分。
「性格」は持って生まれた気質に沿って環境や個人の努力により造られるので、遺伝の気質をベースにして大きく変わる可能性があるということです。

例えば、損害回避の高い「気質」を持っている人は悲観的で心配性とされていますが、個人レベルで成長する自己志向により、自分の責任のもとで慎重に目的を遂行し、結果を真摯に受け止める誠実な性格になりえます。
しかし、個人レベルの成長がなかった場合は、自分に自信が持てず、何事も悲観的に捉えて臆病な性格になるかもしれません。

遺伝性のある気質は変えられないけど、環境因子による性格は変えられます。
親から受け継いだものをどう性格に生かしていくかは、環境次第、そして本人次第でもあるのですね。

結局は性格が似てくる親子

  • 結局は性格が似てくる親子
遺伝により受け継いだ気質をベースにして環境や個人の努力により性格が造られるというものの、社会経験のない幼少期の頃は、生まれ育った環境が強く影響をもたらします。

隔世遺伝という場合もあるので、気質の遺伝は必ずしも生みの親からとは限りません。

例えば、心配性のお母さんから、父方の祖父の好奇心旺盛な気質を受け継いだ子どもが生まれることもあります。
心配性のお母さんの気持ちとは裏腹に、何にでも興味を示して、あちこちに動き回る子どもを育てるとなると、大変なのは容易に想像できますね。

心配性なお母さんは、好奇心旺盛な子どもの行動に制限をかけようとします。
目の届く範囲の中で子どもを育てようとすると、あれはダメ、これもダメ、というネガティブな発信がどうしても多くなりがちに。
そうすると、子どもは必然的にお母さんに行動の許可を確かめるようになり、自分で自分の行動を自由に広げることが出来ず、自分の行動で何かを成し遂げるという力が伸び悩みます。
本来の気質は好奇心旺盛だった子どもが、自分の行動に自信が持てなくなると、これでいいのだろうか?結果はどうなるのだろう?失敗しないだろうか?と、行動したい衝動よりも、不安が先立ってしまい、結果的にお母さんと同じく心配性な性格が形成される可能性があるのです。

これは極端な例ではありますが、「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、幼い頃に形成された性格は年をとっても変わらないと言われるほど、幼少期の影響は大きいのです。

子どもをポジティブな性格に育てたい!

  • 子どもをポジティブな性格に育てたい!
遺伝する気質は、長所と短所の両方を持ち合せています。
せっかくならば、持って生まれた気質を「長所」にしたいですね。
子どもをポジティブな性格に育てたいと願っている親御さんに、3つの心得をご紹介します!

ポジティブな性格に育てる心得は、性格の3因子「自己志向」「協調」「自己超越」にヒントがあります。

○自分に自信を持てるように「気質」を褒めて認める事
持って生まれた気質を全てポジティブに捉えて褒めることが大切です。
「頑固」な気質に対しては「芯が強くてカッコイイ!」
「適当」な気質に対しては「大らかで素敵!」
「心配性」な気質に対しては「繊細で優しい!」
「衝動性」の気質に対しては「行動力があってイイ!」など

○子どもの気持ちを代弁して「共感」する
子どもの話は、客観性がなく他者視点が含まれていないのが特徴です。
全て自分視点なので、ほとんどが「自分の気持ち」がベースとなっており、いろんなことを話しているようでいて、実は自分の気持ちを理解してほしいという欲求があります。

例えば「○○ちゃんにイジワルされたの」と子どもが泣いていたら「それは、とても悲しかったね、すごく嫌な気持ちになったね」と、子どもの悲しい気持ちや悔しい気持ちを代弁しながら共感して寄り添います。
子どもは、大人に自分の気持ちに気がついてもらうことで、自尊心が高まります。
更に、自分の気持ちに共感してもらう喜びを学ぶと、自然に、他者の気持ちを考える事が出来る共感力の高い子どもに成長します。

○誰もが、愛されるべき尊い命であることを教える事。
居なくなってもいい命など、誰一人としてありません。
全てが必要な命で、大切な存在です。
子どもが、自分の命の大きさを実感するには、大人から「あなたが大切」「大好き」「愛してるよ」と語りかけてもらいながら、抱きしめられる体験が必要です。
「自分は必要とされ、愛されている存在である」と実感した子どもは、自らも大切にして、他者のことも大切にします。
遺伝した気質をどう生かしていくかによって、性格には伸びしろがたくさんあるということなのですね。
親の性格も、子どもの性格も、まだまだ変化の可能性を持っているとすると、人生の視点が大きく広がりそうですよ!
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  • やなせ

    野球少年の息子とオシャマで甘えん坊の娘、2人の子どもを持つお母ちゃんです。元幼稚園教諭。現在は、お母ちゃん業の傍ら、カウンセラー業をしています。そして、ときどき占い師。好きな言葉は「ま、いっか。なんとかなるさ!」・・・根は真面目です。

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