【離婚ファイル】宗教に傾倒する夫との苦しい生活(上)

真奈美さんは大学を卒業した22歳の時、ソフトボールサークルで知り合った3つ年上の大学院生と結婚した。結婚後は歯科助手として働く真奈美さんだったが、夫との宗教感の相違により26歳の時に離婚に至ったという。

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22歳で幸せな結婚。しかし気がかりなことも一つ

  • 22歳で幸せな結婚。しかし気がかりなことも一つ
「夫からプロポーズされ結婚を決めました。大学卒業後に結婚というのは、まだ早いと思ったのですが、そういう時期なのかなと。当時所属していたソフトボールサークルの中でも、やはり私が一番早かったですね。それだけに周りもとてもお祝いしてくれて、段々とこれでよかったんだと結婚を受け入れました」

22歳で結婚した真奈美さんだったが、1つだけ心配なことがあった。それは夫が政界にも進出している某宗教に属しているということである。結婚当初の真奈美さんは、その宗教に関して軽く考えていたと語る。

「当時の私は、宗教に属しているからといって差別もないですし、それは個人の自由ですから特に気にしていませんでした。彼は親の代から受け継いだだけで、熱心な方ではなく、クリスマスはキリストのお祝いだからやってはいけないとか、初詣に行ってはいけないなど、軽い決まりごとがあるくらいです。
それに今まで勧誘もされたこともないですし、選挙の時に特定の団体に入れてほしいと言われたこともありません。あと彼が宗教に入っている事は、私の両親にも話していましたから、父が入籍の時に勧誘しないでほしいと言ってくれたのも効果があったのだと思います」

そんな中、宗教の存在が真奈美さんの生活が少しずつ脅かし始めたという。

徐々に見えてきた彼の本性

  • 徐々に見えてきた彼の本性
「彼はサラリーマンをしながら、早朝になぜか新聞配達のアルバイトをやっていたんです。結婚してからも、辞めずにいたので詳しく話を聞いてみると、なんと宗教に関する新聞の配達をバイトでなく無償でやっていると言うので衝撃を受けました。
それが最初に感じた、宗教への違和感だったかもしれません。またそれ以外にも頻繁に会合の連絡があったり、同じ宗教の人達みんなで集まるみたいなことがあったようですが、何をやっているかは一切不明でした。

そういう不信感を抱き始めた時、結婚式の話が持ち上がったのです。私達は取り急ぎで入籍したため、まだ結婚式を挙げていませんでした。どうしてもお金がかかると思ったので2年後くらいを提案したのですが、夫からは『お金はかからないよ』という返事でした。
どうやら、宗教団体の会館で式を挙げると無料ということのようです。私はなぜ無料で結婚式が出来るのかと驚きました。夫は私服でやるカジュアルなもので、気軽に出来るから良いと言います。
ですが結婚式といえば、私にはウェディングドレスを着たいという夢があったのです。なので正直、それはないでしょと心の中で思いましたね」

そのため真奈美さんは普通の結婚式をやりたいと提案した。
しかし相手の両親から猛反対されたという。


「夫のお母さんに神前式や教会式はやめてくれと強く言われました。それが受け入れられないなら結婚式は無理だと、王道を閉ざされてしまったんです。それ以外なら良いと言われましたが、海外でも教会は使いますし、もう普通の結婚式は無理なのだとモチベーションがかなり下がりましたね。
でも相手の母は、宗教会館ならお金がかからないものだからどんどんやろうと、気付いたら乗り気になっており、私達に相談もせずに『もう予約しといたから』と勝手に式の段取りを進めていったんです。
日にちに関しても、その日が宗教の記念日などのキーポイントになるような日に近づけたりしていて大変驚きました」

次々と将来についての不安が募る

  • 次々と将来についての不安が募る
それほどの強い宗教観を見せられた真奈美さんはふと、いつか生まれてくるかもしれない子供のことについて不安が過ぎったという。

「疑問に思ったのはもし私達に子供が生まれた場合、子供は自動的に宗教に入るのかということでした。
夫は『入れなきゃかわいそうだしな』とか言うのですが、日本ではまだまだ宗教は受け入れられているとは言い難い。宗教に入っている子供は確実に偏見の目で見られるでしょう。なので子供は分別が付くような年になった時、入る入らないの選択をさせたほうがいいと私は提案したんです。
でも夫は生まれた時に入れると言って聞きません。もちろん私は反対しましたよ。だってまず子供がかわいそうですし、孫を楽しみにしている私の両親がかわいそうじゃないですか」

次々とそんな宗教的な不安が募る中、独特な空気で結婚式は幕を開けた。

「結婚式は始まってみると異様なものでした。ひたすらお経が何十分も続いたので、短縮できないかと夫に聞いたのですが、それでショ-トバージョンだと言うのです。
もう大半の時間を下を向くしかなかったですね。とにかく時間が過ぎるのをひたすら待ちました。宗教に属している近所の人も何人か来ていたのが印象的です」

なんとか結婚式を乗り切った真奈美さん。しかし本当の恐怖は、結婚後に待ち受けているということを、まだその時の彼女は知る由もなかった。

後半へ続く!
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