男の考えるセックスレス、女の考えるセックスレス。その狭間での不倫(上)

【連載】わたしたちの離婚第一回目は性生活の不一致から離婚に至った夫婦の実話。
離婚ファイル① 横田亜美さん(仮名)31歳
亜美さんは同じ年齢の前夫と2年の同棲を経て、28歳で結婚。それから2年の結婚生活を送るも、性生活の不一致などから30歳で離婚した。子供はいない。現在はイラストレーターとして活躍しているという。

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淡白な夫、ぬくもりを求める妻、性生活の不一致

  • 淡白な夫、ぬくもりを求める妻、性生活の不一致
「元夫は劇団に所属し役者を目指していたのですが、それだけでは食べていけないため、私との結婚を機に就職しました。しかし会社員になってからも夢を諦めきれなかった彼は、休みの日は演劇の手伝いだと言って、たまに舞台に立っていました。それと元夫は役者と言っても、決して整った顔立ちではなく、どちらかというと個性派な顔でしたね。また役者としての収入はまったくなかったのですが、私のイラストレーターとしての収入と、彼の会社勤めの収入を合わせれば、なんとか生活はやっていけました」

 そんなプロの役者を目指しながら会社員を続ける夫と、イラストレーターの亜美さんだったが、あることが原因で、徐々にその関係性が崩れていくこととなる。

「夫とギクシャクし始めたのは、性生活の不一致が原因です。彼は出会った時から、元々淡白な人で、それほど頻繁に行為を求めてくる人ではありませんでした。一方、私の場合、毎日とは言いませんが、週何回かはしたいという気持ちがありました。しかし旦那はそうでもなく、おそらく彼がそこまで性行為を遠ざけてしまう理由は、極度の早漏だったからだと思います。挿入してからわずか数秒で果ててしまうことを本人がとても気にしており、行為後、必ず私に『ごめんね……』とすごく申し訳なさそうに謝るのです。毎回そんなやり取りが続くのも、私にはプレッシャーでした。
そういう事が続いたためか、段々と行為の頻度は少なくなっていきました。それでも完全に途絶えるということはなく、1ヶ月に1回だったり、3ヵ月に1回くらいだったりで行為があるという日々です。次第に私はセックスだけがすべてじゃないと考えるようになり、性行為がうまくいかないならば、せめて外でいるときぐいらいは、手を繋いでスキンシップを図りたいと思うようになりました」

 満足のいかない性生活の寂しさを埋めるため、亜美さんは別のところで夫とのぬくもりを感じようとしていた。だが、夫は思いもよらぬ理由で亜美さんを拒絶したという。

肉体だけでなく、精神的な繋がりすらも否定されている気がした

  • 肉体だけでなく、精神的な繋がりすらも否定されている気がした
「私がデートの時に夫と手を繋ごうとした時です。彼は『ダメだよ。昔のファンが見てるかもしれないからね』と意味不明なことを言って私を避けたのです。彼は役者としてそこまで売れていませんし、たとえ数人のファンがいたとしても、出かけ先で会うことなどまずないはず。それなのに嫌がるのは、私を完全に拒絶しているんじゃないかと思うようになりました。さらに付き合っている時から、一緒にお風呂に入るということも一度としてなく、そんな距離感のある関係性がとても辛かったです」

肉体だけでなく、精神的な繋がりすらも否定されているような気がしていた亜美さん。
そういった寂しい気持ちを抱えていた時、彼女の人生を変えるある出会いが訪れる。

夫への寂しさを埋める……彼女の人生を変える出会い

  • 夫への寂しさを埋める……彼女の人生を変える出会い
「ある時、知り合いの編集者からイラストの仕事を振られた際、『この企画に合う誰か良いライターはいないか?』と聞かれたことがありました。それを夫に相談してみると、『俺の後輩がライターだから紹介するよ』と言われ、後日、編集者と自分、そして夫の後輩である24歳のライターと3人で顔合わせをしました。

彼は夫とはタイプの違う爽やかな好青年で、ちょっとした800円程度のランチに対しても、きちんと手を合わせて『いただきます』と言っていたのが印象に残っています。その頃、夫との生活は、コミュニケーションがほとんどなく、食事する時も、『おいしい』とは言ってくれるけど、黙々と食べるだけ。なので、その青年に対し、私はとても好感を持ったのです。彼とは仕事の話以外にも、色々な話をして盛り上がりました。

そして会う時は、ランチからお茶となり、やがて『時間があれば軽く1杯の飲みましょうよ』と彼からお酒に誘われる展開になりました」 

その日、青年は1杯と言いつつ、なかなか帰ろうとしなかった。

それを見て、まずいかもしれないと思ったため、その日は亜美さんの方から切り上げたという。だがお互い仕事を一緒にしていることで、顔を合わせる機会は多く、2人の仲が深まるまでに時間はかからなかった。

寂しさが恋に・・・・・・抑えきれない気持ち

  • 寂しさが恋に・・・・・・抑えきれない気持ち
「私は既婚者ですし、相手も夫の後輩ということで、さすがにブレーキをかける気持ちはありました。それでも、いつからか本気で彼と恋愛をしたいという気持ちが芽生え出したのです。しかし本気だからこそ、軽々しくセックスしたくない、セフレになりたくないという思いが、しばらく続きました。でも恋をしている自分の気持ちは簡単には抑えられません。やがて私達は出会って3ヶ月ぐらいで、体の関係を結びました」

 それから夫との寂しさを埋めるかのごとく、頻繁に連絡を取り合い、年下の青年とベッドの上で愛し合った亜美さん。だが丁度その頃、亜美さんと旦那との間であらかじめ予定されていた、結婚式から1年後の新婚旅行の日が近づいていた。

 そしてその新婚旅行でのある出来事が、3人の関係性を思わぬ方向へと走らせることになるのだった。


(取材/構成・篠田エレナ)

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