悩んでる?もしかしたらそれ、新型のうつ病かも?

“新型うつ病”という病気をご存知でしょうか。『うつ病』は馴染みもありますが、『新型』と言われると見当もつかない方も多いかもしれませんね。新型うつ病は、正式な心理学的用語ではなく、メディアで名づけられた言葉で、若者に多く見られる症状です。新型うつ病とは何か、起こるメカニズムや治療法をうつ病と比較しながらご説明します。

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新型のうつ病とは?

  • 新型のうつ病とは?
最近、若者に多く見られる「新型うつ病」と言われる病、これは一体どの様なものなのでしょうか。従来のうつ病が心の病気として認知される一方で、この新型のうつ病というのは、あまり広まってはおらず、その病状もあまり理解されていません。

「新型のうつ病」は「否定型のうつ病」と似ているともいわれ、うつ病がどんなときでも憂鬱感があるのに対して、「否定型のうつ病」は嫌なことがあるときだけに憂鬱感が強くなり、楽しいことは通常通り楽しめるというもの状態です。そして嫌なことがあると、また気分が沈んでしまう・・・・・・、このように気分の浮き沈みを繰り返します。好きなことは楽しめるので、まわりからなかなか理解してもらうのは難しい症状で、本人も理解されないために、苦しむケースが多いと言われているようです。

例えば、職場の新入社員がうつ病のような症状で仕事を休んだとします。しかし休んでいる間に友達と遊んだり、飲み会に参加したり、楽しく過ごしている様子を見られてしまい、職場の上司や先輩・同僚からあの人は仮病だったと思われてしまう、この誤解こそが新型うつ病の典型かもしれませんね。

若者に多い!?「拒絶過敏性」についてと、新型うつ病との関係

  • 若者に多い!?「拒絶過敏性」についてと、新型うつ病との関係
最近では些細なことで【他人から傷つけられた】と感じ、トラウマを抱えてしまう人たちがいるようです。PTSD(外傷後ストレス障害)という言葉を聞いたことがあると思いますが、通常、戦争から帰ってきた人が心に傷を抱え、発症するようなものです。
しかし、職場で上司から怒られたときに、自分のプライドが傷つけられたと感じ、それがトラウマになってしまう人も・・・・・・。このように言動に過剰に反応してしまうことを「拒絶過敏性」と呼んでいます。拒絶過敏性によって気分の浮き沈みが激しくなり、「新型のうつ病」と呼ばれる状態になってしまうようです。

特に、否定型うつ病の拒絶過敏性は、嫌な体験をした場面やそれに関係する人の顔を見ると気分が落ち込んでしまうようです。職場で起こったことでも、別の場所で同じ物や人に出会っても、その時の状況を思い出してしまい、同じように気分が滅入ってしまいます。そして嫌なことや対象がどんどん広がっていくため、様々なことに対応が出来なくなっていくようです。

拒絶過敏性が起きやすいタイプ2つ

  • 拒絶過敏性が起きやすいタイプ2つ
拒絶過敏性を起こしやすいタイプの人は大きくわけて2種類。

1つ目は、プライドが高く、自己愛が強いタイプの人です。
高学歴で自分に自信があり、挫折をしたことがないような人は、誰かのちょっとした一言にえらく傷つきやすい傾向があります。

2つ目は人の顔色ばかり伺ってしまう人です。
ささいなことに敏感になり、軽いPTSDを常に感じているような状態になります。
対象的に見える2つのタイプですが、どちらも他人の言動に過敏に反応するタイプという点が共通点です。一般的に受け流せるような些細なことでも、深く重く受け止めてしまって、他人の言動に傷ついてしまうのです。

超絶過敏性のフラッシュバックが起きる脳のメカニズム

  • 超絶過敏性のフラッシュバックが起きる脳のメカニズム
嫌な出来事や場面を思い出してしまうフラッシュバックは、脳の中にある前頭葉の機能が低下することによって起こります。扁桃体や海馬といった脳の部分が感情を司るところで、これらの部分の抑制をする働きを前頭葉が行っています。しかし、前頭葉の機能が低下してしまうと抑制する働きも低下してしまうため、フラッシュバックが起こりやすくなってしまうのです。前頭葉の機能の低下により、何もする気力が起きなくなるのも特徴的です。

こういったメカニズムで起こっていることが「新型のうつ病」としてメディアでひとくくりにされているようです。

否定型うつ病の治療法

  • 否定型うつ病の治療法
否定型のうつ病では、嫌な記憶が引き金となってフラッシュバックを起こすため、嫌な記憶となる要素を消去していくことが治療法になります。例えば、職場で上司が新入社員を怒ってばかりいるのではなく、ちゃんと意識して褒めることで、嫌な記憶ばかりではない状態を作り出すということが効果的なようです。

このような否定型うつ病の人に無理をさせすぎると、ますます前頭葉の機能が低下していってしまいます。そうなると記憶力や仕事の能力も衰えていき、働くことが難しくなってしまいます。「新型のうつ病」の人が職場やまわりにいる場合は、このようなメカニズムであることを知って、理解を示してあげることが大切です。個人の問題だけでなく、社会で対応していくべき問題と捉えることが必要となるでしょう。
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  • mikan

    Kurera編集部のメンバー。2歳の男の子のママで、時短勤務中です。仕事と育児をいかに効率よくこなすかを日々考えています。

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