親から学ぶことの本当の意味!親から学べないことと親から学ぶことは同じ

親とは子供にとって永遠のテーマでもある大きな課題なのかもしれません。そして親にとっても同じことで変わりはありません。あなたは親から学び続けます。そしてもしあなたに子供がいるのであれば、その子はあなたから学び続けることでしょう。
生涯を掛けて学び続けることの本当の意味をあなたは理解するでしょう。

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親の言葉や態度や行動から学ぶのが子供の使命

  • 親の言葉や態度や行動から学ぶのが子供の使命
「理想的な親とはどういうものを言いますか?」

いつも優しいとか明るい、私のことを助けてくれるとか両親の仲が良いなど、こうあったら良いなとか、こうではない方が嬉しいなど、子供の立場からは色々と思うことや願うことが多々あることでしょう。
色々と思っても願っても、なかなかそうならないのが親であり、言うなれば先に生まれてきた存在の特権でもあるかのように、親の立場からは子供に何か思ったり願ったりすることはあっても、その反対はなかなか叶い難いのが普通なのかもしれません。それでも子供はその親から多くを学び、常識と呼ばれることのそのほとんどを、親の言葉を聞いて、親の態度や行動を見て、自然と学んでいきます。

「なぜ子供が親に思ったり願ったりしたことは叶い難いのでしょうか?」

これは一般論かもしれませんが、親は教える立場であり、子供は教わる立場であるというのが当たり前の構図のように認識され、それに異論を唱える者がいないからなのかもしれません。

「なぜ一般的にそうした構図が認められてしまうのでしょうか?」

それはこれもまた当然と言えば当然のことなのですが、親は先に生まれてきていて子供より多くの人生経験を得ており、また子供よりも多くの知恵や気付きを得てきているからであるというのが答えなのかもしれません。
こうした問答を続けていくと、最終的に大抵は親の理屈に子供は屈しなければいけないようになるのが、理不尽ながらもこれも親の持つ知恵なのでしょう。
しかし子供であっても道理の通らないことを理不尽と思うのは当然ですし、時には親の言っていることが、昨日と今日とで全く違っていて困惑してしまうなんてこともあるわけで、そんな筋の通らない押し問答に、親という特権に力負けしてしまうのが、子供の役目なのだと言い聞かせなければいけないこともあるでしょう。
確かにこうしたケースも含めて、親に理想を求めてはいけませんよなんていう文言は、納得いかないかもしれませんが、こうした理不尽に「理不尽だ!」と思うことは子供が大人へと向けて成長していく過程の大事な要素だと言えます。またそこから考えに考え抜いて、衝突せず人間関係を円満に築く方法であるとか、これから起こり得るこれ以上の理不尽に対する耐性と免疫を磨いているとか、理不尽とはならない正しい答えを求める知恵であるとか、それらを身に付けるための、子供に与えられた使命でもあると考えると道理も通るかと思います。
言い換えれば壁が高ければ高いほど、道が悪ければ悪いほど、障害が大きければ大きいほど、それらを乗り越えることで、これから来るであろう少々のことには動じない精神力と知恵が養われていくということです。

理不尽を突き通している親に「親を見て学べ!」などと言われてしまったら、子供にしてみたらそれも大変理不尽なことではあるのですが、それも含めて理想的とは言えない親が見せるもの全ても、子供を成長させる糧になるのであれば、子供にとっては理想的な学びであったと解釈することが大事なわけで、今振り返ってみて、「どうしようもない親だよなぁ」ともし感じられたとしても、結果的にあなたの今の生き方や人生に対する考え方の中に、自分はそうはならないと理不尽を律せる意識が芽生えるのであれば、その親から生まれてきた大きな意味があったというものです。これも全ての子供が平等に持っている、または与えられている使命とも呼べるでしょう。

何もしない親から学ぶことも親の教育の一つ

  • 何もしない親から学ぶことも親の教育の一つ
「もしあなたが小さくして親に捨てられてしまったとしたら?」
「もし本当の親の顔すら分からず生きることを強いられてきたとしたら?」

こうしたケースはこれを読んで頂いている方全てに発信して、共感と理解が得られることではないかもしれません。また日本の親子全体の割合から見ればそう多い事例ではないですが、少なからずこうしたことが起こっている事実を考えることは大事です。そしてこれを世界にまで広げれば、貧困などの理由からそれほどレアケースではないことが窺えるわけで、100%自分に当てはめてイメージすることは難しいかもしれませんが、深く考え、あなたなりの答えを見付けることで、今あるあなたの親子関係について多角的に学ぶきっかけになるのであれば、それは無駄ではないと思うのです。その理解のためにお読み頂けましたら幸いです。

「何もしない」という言葉はもしかしたら不適切かもしれませんので言い換えてみます。「育てないことをしている」「教えないことをしている」「関わらないことをしている」という方が本来の意味で、この「している」は常識的な親の教育や義務、役割を果たさないことの実践を、あえて能動的に行っているという意味となります。
要は親は子供が生まれた時点で親なわけで、親として何もしないことはあり得ません。子供にとって良い影響を与えるであろうことも、悪い影響を与えるであろうことも、親は自分の意志で「親」を実践しているので、それも一つの「親が教えてくれていること」となります。
人生でためになることや、即実践できる知恵を教えてくれることだけが教育ではないです。「教わり育つこと」が教育であれば、そのような環境や状況であっても、そこから何かを教わり、それを育っていく糧にできれば、それも立派な教育の一つなわけです。確かに親子で理不尽ばかりが多いようであれば、到底その関係は一筋縄ではいかないかもしれませんし、その心情に「理不尽も教育の一つです」などと言われたら、どこにも救いは無いような気持ちにもなるかもしれません。

しかし一ヶ所だけその心情を深く理解し救ってくれる大事な場所があります。それは「あなた」です。こうした問題は本質として誰かが救ってくれることではありません。時には現実的に物質的に救ってくれる存在はあるかもしれませんが、最終的にあなたが救われたいと願い、その理不尽を心から理解した時に、初めて理不尽と感じていたことに本当は意味があったと、心の底から気付けることでしょう。それと同時に今はまだ実感として湧かないかもしれませんが、その理不尽と向き合わされた親に感謝することができる時も訪れるでしょう。

幼き頃から実の親の存在を知らない子供は、理不尽を感じる間もなく、親の記憶もないという意味では全てが「無」です。また後々、親がいないことに対する理不尽を感じたとしても、それをぶつける相手もいません。それでもその子供は親が残していった、そうした負の記憶をもこれからを生きていくため、正の知恵として生かしていかなければなりません。もしその子供がこうした環境の中、いつの日か立派に正の知恵として育むことができれば、それは親が教えてくれたことを生かすことができたということになります。

何があっても恐れることはないです。あなたは生きることに前向きな正の知恵に行き着き付く知恵を必ず持っています。それがたとえどのような環境でも状況でもです。親は全てを教えてくれています。それを教えと認識できるかどうかは、あなたの意識に全て委ねられます。

あなたは生まれたこと自体が愛で包まれている

  • あなたは生まれたこと自体が愛で包まれている
人にとって本当の不遇であったり不幸であったりとするものは、恐らく存在しないのではないかと感じます。
あなたはこの世に生を受けました。それはご両親の愛情の賜物以外の何ものでもないです。世の中には不本意な妊娠や出産というケースも無きにしも非ずではありますが、その経緯よりもあなたが生まれるに至るまでの間、母体に守られ、生まれるその日に一身の期待を受けて、この世に存在することを許されたわけですから、あなたは親の祝福を受けて生まれてきているのです。それは100%の愛情とも言えます。

確かにそれから今の今まで育ってくる中で、親子関係が順風満帆だったというわけではないかもしれません。先ほどから口酸っぱくお伝えしている理不尽というものを感じることもあれば、それを抑え消化することもできず、正面衝突してしまったこともあるでしょう。そうした切磋琢磨してきた中にあっても、根本はそんな掛け合いのできる親が存在していて、あなたはこの親なしでは生まれてくることも育ってくることもできなかったことを考えれば、いつでもどこでもその愛情に包まれていない時はないということが実感できると思います。

元を辿れば、あなたを望んで求めて、その命の100%賛同者であり、一点の曇りのない愛情があってこそ、この世に生まれてくることを親は体を張って助けてくれました。そこを絶対に忘れてはいけないのです。そうした親があなたのためにしてきた大仕事からしてみれば、親の理不尽などは取るに足らない小さなことです。これは極論かもしれませんが、それくらい親は尊い存在であるということを再度認識しなければならないということです。

終わりに

あなたもいつの日か親になる時がくるかもしれません。その時初めて、子供を持つ親の気持ちが分かる時がくるでしょう。その時、子供目線で見ていた理想の親像に近付くことがとても大変なことだと気付かれるでしょう。それはあなたが親の理想形と思っているものと、あなたの子供が望む親の理想形が必ずしも合致するとは限らないからです。そこにあなたが子供の頃に感じていた理不尽を、その子供は小さくも感じるかもしれません。
でも安心して下さい。あなたが親としての理想の形を追い求め、実践することに躍起になられている間も、子供はそれも含め生きる知恵を学んでいきます。あなたにできることはただ与えている愛情に疑いを持つことなく、いつでも全力であれば良いだけです。あなたが今なら理解できている親の愛情の尊さに、あなたの子供もいつの日か理解できる時が来るでしょう。

命あるものが命あるものに「命」について教えることは、聞かせる言葉でも見せる態度でも行動でもありません。命の根本を教えること、命の根本を学ぶこと。そこにしか「命」を学ぶ入口も出口も見付からないでしょう。それには時間が必要です。言い換えれば、時間が解決します。あなたは命の限りその愛情で包んであげて下さい。
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  • 蓮 朋龍

    「生きる」ことの意味や意義について運命学の観点から紐解くことを生業としております。おおよそは実経験から感じたことや学んだことを記事とさせて頂いておりますので、どこか共感できる部分などがありましたら、ご自身の人生の糧とされますことを願っております。

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