四柱推命で知ろう!理想に生きる人と現実に生きる人(上)

人はなぜ実体のない理想というものを、追い求め続けることができるのでしょうか?
その個性の一部についても四柱推命では推し量ることができます。
理想に生きる人と現実に生きる人の差は何なのか?そしてそれによってどれくらい生き方に違いが生まれ、何に誰にどのような影響を与えるのか?ご紹介します。

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理想に生きる人は意外にも足元が見えている

  • 理想に生きる人は意外にも足元が見えている
理想に生きる人と現実に生きる人について両極に線引きした表題から説明を始めさせて頂いたので、この見出しに拍子抜けされた方もいらっしゃるかとは思います。

まず理想を掲げるということがどういうことで、どこに原因や起因があるのか?からお話ししていきます。

理想とは例えば、
「素敵な彼氏を見付けて結婚したい!」
「子供は二人欲しくて、最初は男の子。次に女の子かな。」
「総理大臣になって日本を良くしたいんだ!」
「海外で恵まれない子供たちのために色々と教えてあげたい。」

など個々によってその内容は異なりますし、また主旨やスケールも変わってくるでしょう。

ではこれの何が足元が見えているというでしょうか?

  • ではこれの何が足元が見えているというでしょうか?
まずこうした答えや発想に至るには、必ずと言って良いほど、事前にそれ相応の知識や経験を経てきているものです。

例えば素敵な彼氏を見付けるという理想であれば、友達から恋人との良いイメージの経験談を聞かされたとか、両親の楽しそうな関係を見て結婚のイメージがとても良いとかです。
また海外で子供たちのために何かしたいという理想であれば、一度行った海外旅行で現地の社会情勢や生活状況を見てそのギャップに刺激を受けたとか、今やテレビでも海外の様相を放送している番組はたくさんあります。その中である海外の国の貧困な状況を垣間見て、一生懸命逞しく生きている方々の姿に何か手を差し伸べてあげたいと感化されたとか、何かしらその理想に走るきっかけとして、事前に情報があったはずなのです。
そうなるとその情報は正に現実的な物事であり、それに感化や共感を得て、理想を掲げたのであれば、たとえそれが10年先20年先でなければなし得ないことだとしても、立派な現実という土台の上にある目標なわけです。ただ遠い将来のことなので理想という言葉に置き換えられるだけの話なのです。

四柱推命では現実世界で生き抜く力を得るために、自我や願望を意味する「比肩星」の存在が、必ずと言って良いほどある程度強い状態で必要となります。

なぜ「比肩星」が強くなければいけないのでしょうか?

それは求める力や望む力、そしてそのための確固たる意志が強くなければ、些細な問題や壁に衝突するだけで、挫折したり心が折れたりします。そうするとその掲げた理想は、ただの夢物語で終わる可能性があるわけです。

自我と聞くと、わがままであったり自己本位であったりと、自己中心的な性格をイメージさせて、何となく悪い印象を与えます。確かにこれだけが強いとそうした傾向もある得るのですが、少なからず「比肩星」がある程度強くないと、その都度簡単に目標や方針を変えるような優柔不断な姿勢となってしまっては、却って他人に迷惑を掛けてしまいかねません。それなりの意志と強い信念は「比肩星」が一身に請け負っていますので大事な要素となります。

こうした現実的な側面をしっかりと熟知し、そして理解した上で掲げる理想は、誰をも納得させる力を生み出します。そしてその理想に賛同や協力が得られる関係も、こうした強い意志と信念が根底にあってこそ育まれるもので、そうした周囲の助力も得て、理想が現実化していくのでしょう。
願えば叶うの原理はこうして生まれるのです。

ただの夢物語に陶酔する生き方に向かう人

  • ただの夢物語に陶酔する生き方に向かう人
現実を踏まえた上での理想(目標)を求めることが大切だとお話してきましたが、その理想がただの夢物語となってしまう人の傾向もあります。
それには以下の3タイプがあります。

1)現実をしっかりと明確に理解できていない。
2)現実を明確に理解はできているが、理想を正しくイメージできない。
3)掲げた理想を貫き通す意志の強さがない。

では、この1〜3についてご説明していきます。

1)について、現状を把握できていないので、当然正しい理想を掲げることができません。または現状を間違って理解していたとしても、それに伴う理想は見当違いとなります。
学びたい求めたいを意味する「印星」がない場合に起こりやすく、学習能力や物事をかみ砕いて吸収する能力に欠けやすくなります。または管理したい制御したいを意味する「財星」がない場合も、現状で起こっていることを整理し、分かりやすい形で記憶管理する能力に欠けやすくなります。

2)について、正しく現状を把握していたとしても、それに伴うあまりにも遠望となる長期的過ぎる理想、または段取りや手順の追えない理想ばかりイメージしてしまうので、結果的にその理想に辿り着くことが難しくなります。
学びたい求めたいを意味する「印星」がない場合や、表現力を意味する「食傷星」が強過ぎて、自我や願望を意味する「比肩星」よりも強い場合に起こります。これはイメージ力ばかり巧みとなり、現実を見据え正確に把握する能力はあっても、そこから将来を創造するイメージばかりが広がり過ぎて収拾の付かない、もしくはとても高望みとなる理想に行き着くところから起こります。

3)について、優柔不断や意志薄弱が起因し、現実を踏まえ正しく理想を掲げられるのに、そこに辿り着ける逞しさや強さがないということになります。
明らかに自我や願望を意味する「比肩星」が極端に弱いことから起こります。これは自分の願望や希望に向かって突き進む推進力や原動力が明らかに弱く、その理想に向かうまでの過程で困難やトラブルに負けてしまう意志の弱さがそうさせます。
単純に夢物語に陶酔する生き方と言っても、四柱推命では多角的に推し量ることができます。
これは何も当人が夢物語の生き方を望んでいるわけではなく、当人は至って普通であり、現実を踏まえ妥当な理想を掲げていると思っているので、この部分については他人が色々と意見してみたところで、打開には繋がらないでしょう。
ただし3)に限っては、周囲の意見によりその理想に向かう道を断念してしまいますが、そこで迷走してしまったり答えが出なくなってしまう場合があるので、むやみに安易な気持ちでその理想に対して意見をするのは止められた方が良いでしょう。

この3タイプ全てに言えるのですが、結果はいつの日か自ずと出ます。そしてそこに向かう道中で、色々と越えなければいけない難関が現れてくることでしょう。言うなればその難関を越える姿勢や意志も、果たして理想に向かうべき人であるかを試されているわけで、夢物語を当人が夢物語であったと認識できるような試練に、あえて出遭った方が理解も速いというものです。その方が本当の理想を掲げるための知恵にもなることでしょう。

後半へ続きます。
四柱推命で知ろう!理想に生きる人と現実に生きる人(下)
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  • 蓮 朋龍

    「生きる」ことの意味や意義について運命学の観点から紐解くことを生業としております。おおよそは実経験から感じたことや学んだことを記事とさせて頂いておりますので、どこか共感できる部分などがありましたら、ご自身の人生の糧とされますことを願っております。

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