6人で世界中の人とつながる方法「六次の隔たり」根拠はどうなってるの?

「知り合いの知り合い」という関係から広まっていく、人と人とのネットワークを活用することで、誰とでもつながることができる「六次の隔たり」理論を紹介します。
「ある人に会いたいけど、つながりがない」「有名な人だから会えるはずがない」など、会いたいけれど、無理だろうなとあきらめかけている方、必見です!

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「六次の隔たり」とはいったい何?

  • 「六次の隔たり」とはいったい何?
「六次の隔たり」とは、「知り合いの知り合い」という関係をたどっていくと、「5人の仲介者を経て、6人目で目的の人につながる」という有名な仮説です。この理論は、脚本家ジョン・グエアの戯曲「Six Degrees of Separation(六次の隔たり)」が由来とされています。1991年にはウィル・スミス主演の「私に近い6人の他人」という映画の題材にまでなりました。世の中で密かに注目を集めている理論なのです。

「六次の隔たり」という言葉が世間で認知されるきっかけとなったのが、アメリカのイェール大学の心理学者スタンレーミルグラムによる、世界初となる「六次の隔たり」の実証実験。その実験とは、「目的の人物に手紙を届けるのに何人の人を介在させればよいか」というもの。ミルグラムは、「5,5人の仲介によって目的の人物に手紙が届いた」という実験結果を報告。たった数人を介在させるだけで、接点が全くない人ともつながりを持てることから、「世間は狭い」という意味を込めて「スモールワールド実験」と名付けられました。

なぜ、5人を介在すると6人目で目的の人物に会えることが可能になるのか、具体的な数字でその仕組みを分析してみましょう。

「六次の隔たり」理論が成り立つ根拠は?

  • 「六次の隔たり」理論が成り立つ根拠は?
「重複した知り合いがいない」という前提条件で「知り合い」を定義すると、「人は平均して44人の知り合いを持つ」といわれています。自分の知り合いである44人もさらにそれぞれ44人の知り合いがいるので、「44×44=1936人」と2人目ですでに4桁の人数と間接的な知り合いに。この計算を6回繰り返せば、「44×44×44×44×44×44=7,256,313,856」となり、なんと72億人以上もの人とコネクションを持つことが可能になります。2016年現在の世界人口は推定73億人、ということは、世界中のほとんどの人とつながることが計算上では可能という、なんとも驚きの数字ですね。

このように「六次の隔たり」は、計算上、成り立つことが証明されましたが、6人目で目的の人物にたどり着くことは、現実的に可能なのでしょうか?さまざまな実証実験の事例を紹介し、「六次の隔たり」の実態をさらに探っていきます。

6次の隔たりのさまざまな検証実験

  • 6次の隔たりのさまざまな検証実験
『BBCが行った「スモールワールド」の再現実験』
ミニグラムが行った「スモールワールド実験」をイギリスの国営放送局BBCが再現。アメリカ国内のみを対象としたミルグラム実験に対し、BBCの再現実験は、世界中から無作為に選びだした40人を対象にしているのも注目ポイントです。被験者である40人それぞれに小包を渡し、ボストンに住むマーク・ヴィダルという科学者に小包が届くようにと依頼。自分のごく親しい人に郵送するところからスタートさせ、そこから何人目で届けることができるのか実験しました。

40個の小包のうち3つが無事にマーク・ヴィダル本人のもとへ届き、そこに介在した人物の平均は6人という結果に。残りの小包37個については、残念ながら、受け取った人に関心がなかったことが原因で、小包のリレーが中断されたと推測されています。

『日本のバライティー番組でも、数々取り上げられている実証実験』
日本のバラエティー番組でも、似たような実証実験企画が放送されていました。「日本最先端の地である沖縄県与那国島を舞台に、最初に出会った人に友人を紹介してもらい、何人目で明石家さんまにたどり着くか」という企画。残念ながら6人目ではありませんでしたが、7人目で明石家さんまにたどり着くことができました。

また、TBS系列バラエティー番組「水曜のダウンタウン」の「数珠つなぎで6人つなげば誰の電話番号にもたどり着ける説」という企画で、「六次の隔たり」理論のもと、お笑い芸人の松本人志に設定し、街行く人を対象に調査をスタート。6人どころか、たった4人の介在で、電話番号にたどりつくと驚異の数字をたたき出しました。念のため、2回同じ調査を追加しましたが、2回とも同じ結果。松本人志もひとこと「オレのセキュリティー、ちょろいなー」と驚きを隠せない様子でした。この結果を見ると、有名人とつながりを持つことは意外と簡単なのではと思ってしまいますね。

というように、完璧な結果とまでは言えませんが、だいたい6人の人を介在させることによって、目的の人物にたどり着くことが現実に可能であることから、6次の隔たりの仮説は十分にありえることなのではないのでしょうか。

6次どころか3.5次ですべてのユーザーとつながるFacebook

  • 6次どころか3.5次ですべてのユーザーとつながるFacebook
2016年2月4日Facebookの公式ブログで、Facebookアクティブユーザーの15億9000万人を対象に行った調査研究の結果、「6次どころか平均3.46人を介在すればすべてのユーザーとひとつにつながる」ことを発表。Facebookは、過去に何度か同様の調査を行っており、2008年の調査では全員のユーザーつながるのに必要な仲介者数は平均4.28人、2011年は、平均3.74人。結果から分かるように、ユーザー数が年々増えていることにより、より少ない人数で目的の人にたどり着くようです。Facebook創設者であるザッカーバーグCEOは、2030年までにユーザー数が50億人増加すると推測。もしも50億人になったなら、今よりさらにつながるスピードが加速していくかもしれませんね。

世界中の人とつながりを持てる可能性がある「六次の隔たり」。会いたい人がいる方は、紹介をつないでいけばたどり着ける可能性は高いですよ。あきらめず、ぜひ試してみてください!
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  • Miyou

    30代前半、主婦業のかたわら占い関係のお仕事をしています。占い師である母から占い関係の知識を学びました。スピリチュアルなお話に抵抗がある方にも読んでいただけるよう、幅広く掲載していきます♪

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