相性に拘ると誰とも上手くいかない?相性が良くなるのも自分次第ですよ

「相性」という言葉は使い方より、良い意味にもなれば、悪い意味にもなります。これからお話する内容によっては、これからの相性についての考え方がもしかしたら変わるかもしれません。それは誰とでも無理なく向き合っていけるあなたの中の知恵となり得ますよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 96view

あなたが好む相手はただの都合の良い人

  • あなたが好む相手はただの都合の良い人
あなたはどういう相手に相性の良さを感じられるでしょうか?

「普段の会話や行動が自然とかみ合って楽に付き合える。」
「自然体でいられるから一緒にいて疲れない。」
「言いたいことを言い合ってもすぐに仲直りできる。」

などが一般的な回答となるでしょう。

「いつも文句ばかり言われるけど付き合いやすい。」
「趣味や趣向が全く合わないけど何となく落ち着く。」
「何も発さず笑顔も見せないその姿がミステリアスで素敵。」

時に例外もあるかもしれませんが、こうした方と向き合って相性が良いと感じられる方はあまりいないでしょう。
もしあなたが相性という言葉を聞いて、「何の努力もなしに自然と縁が深まり、そして良好な縁がこの先ずっと続くであろう関係」だと思われているようであれば、まずは相性ということの根本から考え直す必要があるかもしれません。

相性について一般的な回答となった上記のような感覚についても、向き合う時間も短く、会話することもあまりない関係性の中で、これほどお互いに信頼関係が築けることはまずないと言えるでしょう。もしそれでもあなたがたとえ向き合う時間がまだ浅かったとしても、深く相性について考えることがあったり、相性の良い悪いについて明確に感じられるとしたら、その中身がどれほど濃厚だったか、あなた自身が当事者であったとしたら理解することができるかもしれません。
この中身というものがとても大事で、あなたがあなたのままに振る舞うことを躊躇せず、考えることも悩むこともなくあなたらしさを発揮していて、それでも相性が良いと感じられたとしたら、それは単にそのお相手があなたのそのままを100%受け入れてくれる都合の良い人だったということなのかもしれません。
誰もが誰かと向き合う中、社会という人間関係豊富な環境の中で順応していく過程では、必ずと言って良いほど、あなたが好む好まないに関係なく「変わる」ことを余儀なくされます。もしかしたらこの「変わる」ということ自体、あなた自身が自覚できていないかもしれません。それくらいごく自然なことであり、この変化の連続があなたとあなたを取り巻く人間関係を、円滑かつ円満にさせていくのです。

では円滑ではない、または円満ではないという状況はどうしたら生まれるのでしょうか?それはこの「変わる」ということを意識的に行わないようにしている場合に起こります。平たく一般的に言われている言葉で申し上げるのであれば、頑固であったり、拘りが強いということになるのですが、揺るぎない確固たる自分らしさを当然のように発揮していれば、それを受け入れ難い、もしくは好ましく思わない相手がどこかにはいるもので、そうした人と日頃から接することが社会生活の中で必要とされれば、それは当然何かしらの問題やトラブルは生まれますし、それを相性が悪いという言葉で片付けてしまおうと思えばできなくもないでしょう。

あなたらしさだけでこれからの人生を全て生きていこうとするならば、その中で相性が良いと感じた相手は、もしかしたらあなたにとってただの都合の良い人なのかもしれません。その相手があなたに全て合わせてくれる「変わる」ことに積極的な方であることに、あなたは恵まれているのですから感謝しなければなりません。それを相性が良いという言葉で片付けてしまうのであれば、あなたにとっては都合の良い人の寄せ集めの中で、ただわがまま放題振る舞っているだけになりかねません。
相性とはそうした身勝手な意識の後ろ盾となる、都合の良い魔法の言葉ではないということにまずは気付かれましょう。

経験不足と無知が相性の悪さを生み出す

  • 経験不足と無知が相性の悪さを生み出す
身勝手な自分らしさの発揮を省みて改めてみても、人間関係ではまだまだ悩まされることがたくさんあるものです。それでも抜本的な解決に至らないということには、まだ何か具体的な原因や理由があるのでしょうか?
これは長い人生を生きていく中で、誰にでもあるごく自然な悩みなのかもしれません。ここでもし相性が悪いという言葉を使うのであれば、その心中はお察しした上で、時には「そうかもしれませんね」という言葉で労わせて頂くこともあるかもしれません。それでも本音で申し上げさせて頂くとしたら、まだあなたはあなたのわがままや拘りの範疇から抜け出せていないと言わざるを得ません。

相性の本質や核心にやっと触れ始めたその段階からが、本当に人間関係を克服する鍵となります。それには何が正解で、何が抜本的な効果を生み出すのか?を考えることではありません。常に経験の中から何を知れば良いのか?について休まることない摸索の旅路を歩み、それに飽くなき姿勢を保ち続けることに初めて見出せる結果でしかないのです。

経験はどこまで歩めば終わりというものではありません。もしどこかで終わりを実感したとか、目標に到達したという感覚を感じて、そこで相性が悪いと判断を下したのだとしたら、あなたはその驕りという身勝手さゆえに、本来は相手を更に理解することで解決の糸口が見付かるかもしれないチャンスを、自ら遮断しそのチャンスから目を背けたことになります。無知とは知らないという知識不足を言っているのではなく、知ろうとする意識を働かせない怠惰に根本の原因があります。その無知ゆえに結論を急いだあまり、相性が悪いと判断している場合が大半で、もし相手がそれでもあなたに対して理解する意識や、「変わる」ことに努力を見せているとしたら、その姿勢すらも真っ向から否定していることになってしまいます。
世の中はあなた中心で廻ってはいません。それでも相性について語るのであれば、お互いが努力し向き合ってきたことを語り合い、それでも離れることや別れることを決意した後に、その上手くいかなかった原因が見付からないというのであれば、相性を理由にしてみても良いかもしれません。それでもまだまだ努力が足りなかったであろうというのが本音です。それくらい相性というものほど曖昧なものはないのです。

否定ばかりする相性の良い人と肯定ばかりする相性の悪い人

  • 否定ばかりする相性の良い人と肯定ばかりする相性の悪い人
相性が良いと感じる理由に、自分の意見や考え方に賛同や肯定が多い相手というのが大半かもしれません。何をするにも意気投合し、どういった会話にも盛り立てたり盛り上げたりする状況が多く、一緒にいて楽だと感じる相手に、相性の良さを感じることは当然かもしれません。
また反対に自分の意見や考え方に反対や否定が多い相手であれば、相性が悪いのかもと感じるのは当然かもしれません。

ではこれが本当は相性として反対だったとしたらどうでしょうか?要は否定の多い相手が本当は相性が良くて、肯定の多い相手が本当は相性が悪いとしたら、そんなことはあり得ないと訝しい顔をされることでしょう。
全てが全てではないですが、あなたにとっても相手にとっても「楽」な関係が必ずしも相性の良さに繋がらない場合があり、「苦」な関係が必ずしも相性の悪さに繋がらない場合があるということを理解されると、摸索の旅路に飽くなき姿勢を保ち続ける活力になるのではないでしょうか。

これを「楽」とか「苦」などと表現するから、相性の良い悪いにすぐ結び付けてしまうのかもしれません。そうではなくて、この「楽」を学ぶ機会がないとか、相手を深く理解する必要がないとか、「変わる」必要がないとか、色々な経験をしなくてよいというように捉えてみたらどうでしょうか?
そして「苦」についても学ぶ機会がたくさんあるとか、相手を深く理解する機会に恵まれているとか、「変わる」ことの勉強になるとか、色々な人のタイプを経験できるというように捉えてみたらどうでしょうか?
そう捉えてみるとどちらの人間関係の方が、あなたの人間的成長の糧になっていると思えるか一目瞭然だと思います。
人は多種多様な人間関係を経験し、社会生活の中でより良く生きていく知恵を育んでいきます。その経験値が多ければ多いほど、どのような環境でも状況でも柔軟に無理なく適応できますし、その方が精神的な余裕も生まれるため、前向きにその環境や状況を楽しむ意識に比重が流れます。しかしあなたの中で、決め付けてしまっている拘りのために苦手意識を持ってしまっては、本来は楽しめる環境であったり学べるであろう状況であっても、それを効率よく生かすことができません。それは人としてとても大きな損失と言えます。

変わらないこと、要は自分らしさを発揮して生きていくことが自分に負担が少なく楽な生き方であると感じるかもしれませんが、本当は「変わる」生き方の方が、拘りや得手不得手、好き嫌いを固持し、それを頑なに守り抜くよりも遥かに精神的にも心的にも楽な生き方と言えるでしょう。
そしてあなたに賛同的かつ肯定的となる意見ばかりの中では、あなたの人生の幅も知恵や思考の深みも生まれないということを理解されると、自己成長という意味では相性の良い悪いの捉え方が、単なる表面的な部分だけで推し量れるものではないということに気付かれることと思います。

あなたは今をもって相性の概念が変わったはずです。そして更に考えていくと、

「一体、相性って何なの?相性を考える意味が分からなくなった。」

と感じられるようになるかもしれません。それはあなたの中の拘りが相性という虚像を作り上げているだけなのです。その拘りが徐々に取り払われていくことで、今よりももっと広い世界を垣間見ることができるようになりますし、またもっと大きな可能性を肌で感じられるようになるでしょう。
誰かと上手くいくことが目標ではありません。誰とでも上手くいくことが自然と叶うことに、相性を理解する本来の意味があるのです。

◼︎関連記事
● 会話のときの表情使い分けできてる?「癒され会話美人」は表情七変化♪
● 会話のリズはム乱さずに!会話のキャッチボールで「癒され会話美人」!
● 「癒され会話美人」は確認美人♪相手が何を話したいかわかりますか?
● 今日の会話のポイントわかりましたか?わかっていたら「癒され会話美人」!
● 相手が話しすぎちゃう!「褒める」合いの手テクニックで「癒され会話美人」
  • 蓮 朋龍

    「生きる」ことの意味や意義について運命学の観点から紐解くことを生業としております。おおよそは実経験から感じたことや学んだことを記事とさせて頂いておりますので、どこか共感できる部分などがありましたら、ご自身の人生の糧とされますことを願っております。

この記事を通報する

関連する記事

スポンサードリンク

この記事に関するキーワード

Close Up