フランスワインの特徴【3選】+おすすめのフランスワイン

世界中のワイン愛好家たちが必ず通る道、それが「フランスワイン」です。

フランスワインは、ワインの原点であり王道。
要するに、ワインを学ぶのであれば、フランスワインを制しておく必要があると言えるのです。

では早速、そんなフランスワインを少しずつこのサイトで学んでいきましょう。

フランスワインの特徴① フランスは国内全体にワインの生産地が存在する

フランスは世界最高峰のワイン産地
ボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュなど、誰もが一度は耳にしたことがある、そんなワインを多く産出している名産地です。
さて、そんなフランスなのですが、ワインを生産しているのは有名な産地だけではありません。

東西南北、実は全土にワイン産地が存在しています。
今、最北端がシャンパーニュ地方と言われていますが、僅かながら寒い地域でもワインは造られていますし、南はコルシカ島までワインを造ります。
その中でも、代表的な産地を紹介します。

シャンパーニュ地方

シャンパーニュ地方は、最北端のワイン産地で、スパークリングワインが造られています。
シャンパン、というのはこの地方で造られるスパークリングワインのことです。

アルザス地方

アルザス地方は、フランス北東部の地方で、ドイツに近いことからドイツ系品種で有名です。
シャープな酸の白ワインが有名ですが、最高峰の甘口ワインも造られています。

ローヌ地方

ローヌ地方は、南東部に位置する有名産地。あのシラーの原産地とも言われている、力強いワインを生み出す産地です。
白ワインもトロピカルフルーツのような、香り高いものを生産します。

ブルゴーニュ地方

世界最高峰のワイン、ロマネ・コンティやモンラッシェを生み出すフランス東部の産地が、ブルゴーニュ。
ピノ・ノワールとシャルドネの単一品種のワインで有名です。

ボルドー地方

5大シャトーと呼ばれる、世界最高峰のワインを産出する西部の産地。
カベルネソーヴィニョン、メルローなどをブレンドする、長期熟成型のワインを造る有名産地です。

さて、フランスではこのように多くの場所でワインが造られいます。
ただ、ここで注意しなければいけないのが、”フランスの全ての場所で造られているというわけではない”ところです。

スペインやイタリアは、まさに全土でワインを造りますが、フランスはこれらの産地以外にも多くの地域が存在し、ワイン造りで有名ではない場所も多々あります。
フランスは国内中でワインを造っていますが、その隅々まで勉強する必要はなく、前述したような主要産地を押さえておく、ということが大切になってくるのです。

② フランスのワインは価格帯の幅が非常に広い!

フランスワインと聞いて、“お高いワイン”といったイメージを持っている方も少なくはないでしょう。
確かに、フランスのワインには驚くべき価格のワインも多く、一般人には手が出ないようなワインも多く存在します。

“フランスのワインは高いから、手が出ない。”

こういって、安価なワイン生産国のワインに手を出してしまう、という方は少し考え直してもいいでしょう。
その理由ですが、フランスにはさまざまなワインがあり、価格の幅が本当に広いからです。
例えば、ラングドック・ルーション地方で造られるワインの多くは、高級ワイン産地とは違い、比較的自由なブレンド(ワイン法的に則って)で造られています。

また、ワインが生産しやすい温暖で乾燥した条件であるため、多産することができるのです。
つまり、1本数百円という驚くべき価格のワインも多く生み出されており、品質が高い上に安いということで、地元でも人気が高いのです。

また、1,000円~3,000円のワインには掘り出し物が多く、このレンジのワインも有名産地は数多く造られています。
1万円を超えるもの、10万円、20万円となってしまうような高級ワインは、フランスで造られているワインの本当に数パーセントに過ぎず、それが漫画やテレビ、映画などの影響でフランスワインのイメージとなってしまっています。

先入観を取り払うことで、フランスのワインが一気に面白くなってくるので、ぜひ見直してみてください。

③ フランスワインの歴史はとにかく古い

フランスワインの歴史は、紀元前6世紀頃に遡ります。
ローマ人によってマルセイユにブドウ樹が持ち込まれ、そこから全土に広がっていったと言い伝えられています。

紀元1世紀にローヌ、2世紀にはボルドーとブルゴーニュ、そしてロワール、シャンパーニュなどと続いて行きます。
近年、日本でもワイン造りが盛んになってきていますが、その歴史の深さは比べ物にならず、やはりこの歴史の奥深さこそが、フランスワインの魅力です。

さて、ここ数十年でフランスやイタリア、スペインといったヨーロッパでは無い場所でワインが多く造られており、それらは新世界などと呼ばれています。

それに比較して、フランスは旧世界と呼ばれているのですが、これは比較的新しいワイン産地が新世界であり、旧世界がフランスを含めた歴史のある産地という意味合いです。
覚えておきましょう。

フランス産のおすすめワイン【まとめ】

では、フランス産のワインでこれだけは押さえておきたいワインを3本紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

コート・デュ・ローヌ ギガル

コート・デュ・ローヌの名門ワイナリーと言えば、ギガル。
フランス ヴァレ・デュ・ローヌ アンピュイに位置している超有名ワイナリーです。
ギガル家という言葉を使えば、品質は間違いないと言われるほどの名門であり、メゾン創立70年という短さでローヌ地方を代表する生産者になった伝説の生産者でもあります。

コート・ロティ、コンドリュー、エルミタージュといった、ローヌで最も知られている北部のAOCに自社畑を持っており、非常に品質の高いワインを生み出しています。

シャトー・ラ・ペイ・ラ・トゥール

ボルドーきっての名門ワイナリー、シャトー・ラ・ペイ・ラ・トゥール。
アントル・ドゥ・メールという、ボルドー地方の二つの河に挟まれた地域に位置しており、比較的カジュアルな価格のワインを生産しています。

170ha以上という広大な自社畑を有しており、革新的なアプローチでボルドーらしさを残しながらも、ほかには無いクオリティのワインを生み出します。
コストパフォーマンスに優れた、魅力的なボルドーワインをお探しの方は、間違いなくシャトー・ラ・ペイ・ラ・トゥールをチェックすべきでしょう。

ベルナール・ボードリー シノン レ・グランジュ

ベルナール・ボードリー シノン レ・グランジュは、ロワールのシノンに位置する名門ワイナリーのひとつです。
ロワールらしく、化学肥料などは使用しない有機的な栽培法を導入しており、収穫も全て手摘みという徹底ぶりです。

また、ブドウ本来のポテンシャルを生かすため、新樽は使用せずコンクリートタンク、ステンレスタンクなどで醸します。
ルナール・ボードリー シノン レ・グランジュは、ロワールの味わいを最も体現できる、数少ない優良生産者です。

サイト情報

当サイトでは、フランスワインに関するさまざまな情報を紹介していきます。
「フランスのワインは難しい」、「どこから手をつけていいか分からない」、「フランスワインとひと言で言ってもよくわからない」など、フランスワインを難しいと考えている方も少なくありません。

確かに、フランスのワインを完全に理解するのは難しいですが、基礎的な部分と若干の奥行きを知るだけで、ほかのワイン産地のことも分かってきます。

当サイトでは、フランスワインについてできるだけ分かりやすく、実のある情報をお伝えしていきます。
「勉強だ」と難しく考えず、息抜きのつもりでフランスワインを楽しみましょう。